意思決定の社会心理学
概要
人間は、判断や意思決定をする際、客観的には同一の対象であったとしても、その人がおかれた状況に依存し、対象への判断が変化し、意思決定が変化することがあります。また、複数の選択肢や、金額や品質といった情報があるような場面では、それらがどのように配置されているか、どのような順番で選択肢とその情報を評価するのかなどによって、選ばれるものが変化することも知られています。本講座は、消費者行動、経済行動、ギャンブルといった例を題材に、判断と意思決定の背後にある心の働きや特徴について理解を深めることを目的とします。 消費者行動や経済行動におけるの振る舞いとその特徴について、従来の研究で見いだされてきた知見を紹介し、実際に行動科学の研究で行われてきた実験や調査の体験を予定しています。扱うテーマは、経済心理、消費者心理、ヒューリスティック、判断と意思決定、不確実性下の意思決定などです。これらの研究法を通じて、様々な状況に依存する判断と意思決定について考えていきます。 ●対象・おすすめの方 人の状況依存的・不合理な判断や意思決定への心理学的アプローチに興味がある方 ●定員 20名程度
第1回 | 2019年11月16日(土) 13:00 ~ 15:15 |
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講師紹介
氏名 | 玉利 祐樹 静岡県立大学経営情報学部講師 |
講師紹介 | 主要研究テーマ:自然言語と描画を用いた計量モデルによる選好解析・ 意思決定モデルによる消費者行動の分析 |
開講情報
会場 | B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 小会議室1 (住所:静岡市葵区御幸町3-21) |
受講料 | 2,940円 |
開講日等 |
2019年11月16日(土)13:00〜15:15 (計2時間15分) |
申込締切 | 2019年11月09日(土) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。