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2016年度

 

平成28年度社会人学習講座一覧

 講座名 開催日
Business English Interacting with Coworkers and Customers
~ビジネス英語(中級)講座~
9月10日(土)
アートを使って医療を病児に近づけよう 10月1日(土)
ケースで学ぶ経営分析 10月15日(土)
TOEIC対策講座 ~600点突破を目指す! 10月20・27日、11月10・17・24日(木)
わかりやすいマーケティング・リサーチ 10月29日(土)
英国のホスピタル・プレイを学ぼう 10月30日(日)
地方都市の直面する諸課題とその対策 11月15日(火)・21日(月)・22日(火)
・28日(月)・29日(火)
制約人材のマネジメント 11月22日(火)
パズルで楽しむ近現代数学 2016 11月26日(土)
静岡から世界へ発信 企業戦略としてのCSR(企業の社会的責任) 12月3日(土)
HTML5ハイブリッドアプリ開発基礎講座 12月10・17日(土)
マクロ経済学と経済政策 12月10・17日(土)
スヌーズレンを使った支援の方法を学ぼう 1月7日(土)
データから読み解く消費者心理・食品マーケティングの実際 1月28日(土)
第2回 TOEIC対策講座 ~600点以上を目指す! 2月2・9日・16日・23日、3月2日(木)
ソーシャル・ビジネスのマネジメント 3月4日(土)

 

 

 

 

 

 

 

 

社会人学習講座の様子

Business English Interacting with Coworkers and Customers ~ビジネス英語(中級)講座~
9月10日、ネイティブ講師によるビジネス英語(中級)講座を静岡県立大学STUDIOにて実施しました。静岡県立大学言語コミュニケ―ション研究センターEric Lenhardt特任講師と共に、ビジネスにおいて一般的に起こりうる場面を想定してコミュニケーションを円滑にするための英語表現を学びました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「対話式レッスンは初めてでしたが、とても勉強になりました」「話メインだったので希望通りでした」「少人数制だったので沢山話すことができて良かったです。内容も興味深く先生も優しくてとても楽しかったです」「今回同様のものをシリーズであると嬉しいです」

入門ホスピタル・プレイ アートを使って医療を病児に近づけよう
10月1日、静岡県立大学にて入門ホスピタル・プレイ講座を開催しました。短期大学部松平千佳准教授が、HPSが創造する、子どもにやさしい医療を提供するための取り組みを紹介し、現場で働くHPS講師から医療のイメージを良くするためのやさしい環境づくりを学びながら、実際に医療器具を使ってアートを創造するホスピタル・アートを参加者が講座で体験しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「中々お話を聞くことが出来ない現場で働かれている方のお話が聞けて本当に勉強になりました」「講師の方だけでなく参加者のみなさんとの交流が図れたことがよかったです」「他のスタッフに伝達し、子ども達と遊びたいと思います」「自分自身が本当に楽しく参加させていただきました」

ケースで学ぶ経営分析 ~日本企業と海外企業を比較してみよう~
10月15日、静岡県立大学にて開催しました。経営情報イノベーション研究科上野雄史講師より、財務諸表の読み方と経営分析、収益性と成長性の分析、市場評価手法などを、日本と海外の企業のケースを用いて、学びました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「お話がわかりやすくとても面白かったです」「受講者目線で話を展開していただき、わかりやすかった。これを機に他者の有価証券報告書もチェックしたいと感じました」

TOEIC対策講座~600点突破を目指す!
静岡県立大学言語コミュニケーション研究センター吉村紀子特任教授を講師に、10月20日・27日、11月10日・17日・24日の5回にわたって、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。試験に出やすい英語の知識だけでなく、日本語を母語とする英語学習者がつまずきやすいポイントなどを講師がわかりやすく解説しました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「大学の授業のような雰囲気で、しっかりと学ぶことができたので、大変良かったと思います」「英語が母語でない人のための英語の習得方法に興味があり受講しました。近道はなく、地道に努力すべきことも改めて認識し、勉強する励みになりました。テキストに沿って聞取りするうちに、だんだん英語が聞こえるようになり、楽しかったです」

わかりやすいマーケティング・リサーチ ~調査票の設計から、データ分析、応用事例まで~
10月29日に、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。実践的なリサーチ力の向上を目指し、アンケート調査のポイント、データの読み取り方、リサーチデータをマーケティングに活かす方法を学びました。

最初に調査企画・分析編として、静岡県立大学経営情報学部小林みどり名誉教授が、アンケート調査の進め方、データ分析の基礎からアンケート調査への適用例、マーケティング・リサーチへの応用について説明しました。

続いてデータ活用編では、経営情報イノベーション研究科岩崎邦彦教授が、リサーチデータをマーケティングに活かす方法についてお話ししました。相関分析、相関と因果関係、投影法などをわかりやすく解説しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「アンケートの作り方、予備調査のことをはっきりと知ることができた。質問にも丁寧に答えていただいて、今後の仕事の役に立ちました」「興味深い話を聞くことができ有意義なひとときでした。病院のマーケティングは、どの仕事(職業)にも通じると実感し、早速、行動にうつしたいと思いました」「前半の部について:具体的・実践的な内容ですぐにでも業務に生かせそうだった。資料も丁寧かつ網羅的でわかりやすかった。後半の部について:先生の著書の内容がより深く理解できた気がした。学ぶ意欲がわいてくるような、とてもおもしろい講義でした」

入門ホスピタル・プレイ 英国のホスピタル・プレイを学ぼう
10月30日、静岡県立大学短期大学部にて入門ホスピタル・プレイ講座を開催しました。最初に、短期大学部松平千佳准教授がホスピタル・プレイとは何か、医療と子どもの関係についてお話ししました。続いて、ノッティンガム子ども病院HPS Claire Hardy氏が、英国の病院における取り組みを紹介しました。講義では最新の英国の小児医療の情報も踏まえ、いかにホスピタル・プレイが病児や障がい児を支援するのかお話ししました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「英国でのお話を聞けてとても良かった。日本でも英国みたいにできたら良いなと感じた」「HPSの講座、またぜひ受けたいです。日本にどんどん広まっていくと良いな、と思っています」「最初から最後まで本当に楽しかったです。HPSについて初心者の私でもとても分かりやすかったです」「大変興味深い講義で参加でき良かったです。実習もあり、より体験的に学ぶことができました。次はもっと深くまで学びたいと感じました」

地方都市の直面する諸課題とその対策

11月15日・21日・22日・28日・29日の5日間の講義スケジュールで、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。本講座では、地方創生のキーワードとなっている「まち・ひと・しごと」に関して、地方都市の直面する問題とその解決策について議論しました。

第一日目、経営情報イノベーション研究科藤本健太郎教授が、地方都市の人口減少対策として、従来の少子化対策の強化、地域でワーク・ライフ・バランスを推進するまちづくりについてお話ししました。

第二日目、経営情報イノベーション研究科岸昭雄講師が、地方創生を支える都市のあり方についてお話ししました。人口減少局面では、社会インフラ、公共サービスの効率的かつ高密度な利用が必要不可欠であると説明しました。

第三日目、経営情報イノベーション研究科金川幸司教授が、社会的企業による公的価値の実現ついて、イギリス、イタリア、韓国の政策を紹介しながら、日本の特徴や今後の支援の在り方について解説しました。

第四日目、経営情報イノベーション研究西田在賢教授が、医療介護保障持続のための改革について、社会保障制度改革推進法に基づく改革の流れと静岡における研究の取り組みについて詳しく解説しました。

第五日目、経営情報イノベーション研究科沖本まどか助教が、静岡の食品産業と国際貿易理論について、静岡の食品産業の特色や政策、静岡食品産業による輸出戦略の可能性についてお話ししました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「社会保障テーマが一番印象的でした。もっと聴講したいと感じました」「もっと深く勉強したくなりました」

制約人材のマネジメント
11月22日、B-nest静岡市産学交流センター大会議室で開催しました。経営情報イノベーション研究科国保祥子講師が、制約人材を活用するべき理由を述べ、制約人材が抱える課題や成功する制約人材のマネジメントをケースを用いて参加者が共に考えながら、解決策として教育投資の具体的な提案を紹介しました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「今後の自らの生活スタイルも含め、会社の組織作りのために勉強になりました」「今回の講義をきいて、不公平感にどのように対応したらよいのかがわかった」「身近な問題としてとらえることができた。自分ができることは何か考えたい」「昨年も参加しましたが、今回もとてもよかったです」「職場内の不公平感はまさしく活躍支援の不足が要因だったのだという事に気づきました」

パズルで楽しむ近現代数学 2016 ~パズルで発想のエッセンスと面白さに触れる~
11月26日、静岡県立大学地域経営研究センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科武藤伸明教授が、ナンバープレースの特徴や、上級者がナンバープレースを解くテクニックについて解説しました。参加者は実際に数学のパズルや、確立と統計学のクイズを解きました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「パズルを通して別の方向から考えてみるヒントが学べたと思います。ナンプレが上手になるといいなと思います」「数学の難しい公式の話はちょっとついていくのが大変でしたが、それを平易な例で示していただいたのでイメージしやすく、全体的に理解できました。また次回もぜひ参加したいです」「今回の講座で扱われていた数独についても着目していたため、考え方や人間とパソコンの思考の違いなど、聞いていて参考にさせていただきたいお話がいくつもあり、とても満足しています」

静岡から世界へ発信 企業戦略としてのCSR(企業の社会的責任)
12月3日、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科竹下誠二郎教授が、CSRの定義と近年の傾向、CSRの脅威と対応について解説し、社会的責任の卓越した評判で成長する企業の成長戦略についてお話ししました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「企業名をあげていただいての説明はわかりやすくてよかったです」「欧米の例、最新の情報など非常に興味深かったです。自分の職場で活かしていけるよう、本日の内容をじっくり見直し学びを深めていきたいです」「CSRについて勉強になりました。このような内容に力を入れている企業に興味を持ち働きたいと思いました」

HTML5ハイブリッドアプリ開発基礎講座
12月10日・17日、ハイブリッドアプリの開発方法を学びたい初学者の方を対象に、静岡県立大学にて開催しました。経営情報イノベーション研究科渡邉貴之准教授が、HTML5、CSS3、JavaScript言語の基礎から講義と演習を行いました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「スマートフォン用のアプリ開発環境がいろいろそろっている事がよく分かりました。興味本位でしたが、良い勉強になりました」「講義のスピード感がちょうど良い。説明の合間に原理的なコメントや専門用語をはさんでくれるのが良い」「この後、自分でやってみるのが大切だと思っています。レベルの高い内容の講義でした。非常にありがたかったです」

マクロ経済学と経済政策 ~日本経済が直面する課題を考える~
12月10日・17日の2日間にわたって、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科大平純彦准教授が、マクロ経済学の理論を基礎から解説しました。講義の後半は、現在の日本経済をどのように評価するか、所得格差や地域格差にどう取り組むか等について、お話ししました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「マクロ経済学を最新の経済動向を踏まえて復習したかったので、良い学習機会となった」「知識が広がりました」「マクロ経済学について、とても分かりやすい説明でした。資料も復習に役立ちそうです」

入門ホスピタル・プレイ スヌーズレンを使った支援の方法を学ぼう
1月7日、静岡県立大学短期大学部にて開催しました。スヌーズレンを活用したトータルリラクゼーションの環境づくりについて学びました。

最初に、静岡県立大学短期大学部松平千佳准教授が、「ストレス下にいる子どもたちと感覚~感覚に働きかける遊びの持つ力を体験する」と題して講義を行いました。

次に、大阪発達総合療育センターHPS河本鈴代氏が、道具を使ってセンサリープレイを紹介し、スヌーズレンの始まりから目的、スヌーズレンルームの特徴についてお話しました。後半は参加者がスヌーズレンルームを実際に体験し、使用される機器や、その刺激と効果について学びました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「スヌーズレンとは何か?という疑問から興味を持って、今期の講座を知り受講しました。スヌーズレンの歴史から始まって、目的や対象の子どもに合わせて行う事や五感を使って楽しむ大切さが分かりました」「スヌーズレンは一度受講し興味を持ったため2度目の受講です。楽しく学ぶことができました。いろいろためしてみようと思います」「実際に現場で使用しているツールや実例も聞けて良かった」「手作りのスヌーズレンを考えていただいたので、材料をどのようにしたらよいか悩んでいたが、今回の研修でひらめきがあり参考になりました」

データから読み解く消費者心理・食品マーケティングの実際 ~なぜ、お母さんは料理をつくるのか~
1月28日、B-nest静岡市産学交流センター大会議室にて開催しました。我々の「食」を取り巻く消費者心理に焦点を当て、データを読み解きながら、昨今の日本の食卓について考えました。

最初に、経営情報イノベーション研究科山崎真理子講師が、「科学的にこころにアプローチするために」と題して、消費者心理学の研究手法についてお話ししました。

次に、サーチクリエイション代表高垣敦郎氏が、気になる食マーケットの動向について、実際の消費者データをもとに解説しました。これからの家庭の食のために何が必要なのかお話しした後、参加者がグループに分かれてディスカッションを行いました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「いつも自分がなんとなく感じていたことが、統計等にも表れている事を知り、納得しました。わかり易く、楽しく、今後を考える上で参考になりました」「家庭や健康を守るために、一人一人が食について考えなければいけない時代になっていると感じました」

 

第2回 TOEIC対策講座~600点以上を目指す!
静岡県立大学言語コミュニケーション研究センター吉村紀子特任教授を講師に、2月2日・9日・16日・23日、3月2日の5回にわたって、静岡県立大学STUDIOにて開催しました。前回実施の「TOEIC対策講座」から継続受講されている方に加え、本講座から初めて受講される方も多数参加されました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「一人だと続かないのですが楽しく進められました」「テスト等があるわけではないので、全て自分の裁量で学習できる点がよかったと思う」「TOEICの勉強は初めてやり出したので、怠け心をこの講座があることで押さえてここまでなんとか続けられました」

ソーシャル・ビジネスのマネジメント ~地域の事例で学ぶ組織戦略論~
3月4日、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科国保祥子講師が、ソーシャル・ビジネスの事例や、ソーシャル・ビジネスの可能性、ソーシャル・ビジネスから学ぶ意義について説明しました。後半はソーシャル・ビジネスのケーススタディを取り上げて、クラス・ディスカッションを中心に講義を進めていきました。
【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「ソーシャル・ビジネスの周辺領域であるコミュニティビジネスについてなど、関連する分野における知識も必要かもしれないと思いました」「中身が濃くすばらしい講義でしたので、2コマくらいの長さで勉強できればよりうれしいと思いました」

 

 

平成28年度特別セミナーの様子

平成28年 11月3日(木)、静岡県立大学看護学部棟13411講義室において、ビジネスセミナー「静岡発!ブランドをつくろう」を開催しました。

本セミナーでは、静岡県内企業から二名の講師を招き、ブランドづくりに必要なものとは何かをテーマに講演・パネルディスカッションを行いました。

最初に、岩崎邦彦センター長によるテーマ提起「モノづくりを超えるブランドづくりへ」を行いました。ブランドづくりとは何か、強いブランドづくりに欠かせない2つの条件についてお話ししました。

次に、株式会社サンファーマーズ 稲吉正博氏が、「高糖度トマト アメーラの挑戦」と題して講演を行いました。サンファーマーズの経営戦略、独自の栽培法、強い商品力、ブランディングについてお話ししました。

続いて、シーラック株式会社 望月洋平氏が「バリ勝男クンの挑戦」と題して講演を行いました。新たな家庭用商品への挑戦として、「バリ勝男クン」のキャラクターや商品名が誕生するまでの経緯をお話ししました。

講演の後、パネリスト稲吉正博氏×望月洋平氏×岩崎邦彦(司会)によるパネルディスカッションを行いました。商品名の由来や、ブランドは何のために必要だと考えているか、討論を進めていき、ブランディングはブレないことが重要であること、社内の意欲向上にもつながること等、活発な意見が交わされました。

【ビジネスセミナー参加者アンケートより】
「社会人向けで分かりにくいかと思いましたが、分かりやすく、とてもタメになる話でした。軸や土台がしっかりした上でこんなに多くの工夫をかさねていたことを知ることができた。売る市場を少しずらしていたというのに驚いた」「夢が大きくて、また、そこまでの道のりをしっかり考えていてすごかった。頭で考えたことをしっかり実行し継続していてすごかった」「ブランド作りがとても大事であるということがよくわかった。またブランディング、マーケティングの目的も明確にすることも必要だと思いました」「なかなかブランドを作ることは大変であり、うまくいかないことが多いが、良い事例を示していただき、ヒントとなりました」「成功談、失敗談も盛り込まれ、有意義でした」「静岡県民として頑張っていらっしゃる企業のお話は大変嬉しく思いましたし、県全体でもっとブランディングしていかないとダメだと認識を強く持てました」

令和6年度ビジネスセミナー

静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科