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2015年度

 

平成27年度社会人学習講座一覧

 講座名 開催日
 これからの薬局経営を考える講座 7月11日(土)、8月8日(土)
 海外機関投資家に操られるアベノミクス 7月18日(土)
 Business English Interacting with Coworkers and Customers(A) 8月22日(土)
 Business English Interacting with Coworkers and Customers(B) 8月29日(土)
 ホスピタル・アートを体験しよう 10月3日(土)
遊びを使って子どもの気持ちを考え、子どもの成長を支えよう 10月10日(土)
 ケースで学ぶ経営分析 10月16・23・30日(金)
 TOEIC対策講座 ~600点突破を目指す! 10月22・29日、11月5・19・26日(木)
 わかりやすい国際経営 11月7・14・21日(土)
人口減少社会に対応した政策 11月12・19日(木)
わかりやすいマーケティング・リサーチ 11月28日(土)
女性管理職の育て方 11月30日(月)
パズルで楽しむ近現代数学 2015 12月5日(土)
WordPressによるカスタムサイト構築講座 12月12・19日(土)
現代薬局経営論 12月20日(日)
2015 在宅看護・介護事業を考える 12月20日(日)
2016年度診療報酬改定の動向について 12月20日(日)
続・TOEIC対策講座~600点以上を目指す! 1月21・28日、2月4・18・25日(木)
ソーシャル・ビジネスのマネジメント 1月23日(土)
心理学で読み解く消費者行動 2月13・27日(土)
Business Conversation English~ビジネス英語会話(中級)講座~ 2月20日(土)
金融工学のいろは 2月20日、3月5日(土)

 

 

 

 

 

 

 

 

社会人学習講座の様子

◆これからの薬局経営を考える講座
7月11日、8月8日の2回にわたり、静岡県立大学地域経営研究センターにて開催しました。医薬分業率が70%に達しつつある中、薬局、薬剤師が将来のビジネス環境の変化にどのように対応していくべきか、薬局の経営管理者と共に考えました。

図1

経営情報イノベーション研究科西田教授によるイントロダクション「人口減少下の医療経営」。

図2

 

矢野経済研究所フード・ライフサイエンスユニット生命科学産業担当フェロー 遠藤邦夫氏を講師に招き、二日間講義を行いました。パート1では薬局経営の未来について、パート2では薬局と薬剤師に求められることをテーマにお話し、参加者から寄せられた薬局経営による問題点・疑問、関心など様々な意見に対し講師がコメントしました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「薬局の未来について考える良い機会になった。保険行政に左右されない力強い薬局を目指したいと思う」今後の薬局の方向姓や地域との関わり方など知る事ができた」「様々な薬局や海外の薬局を見られた講師の話が参考になった。何よりも、自分の薬局しか見ていなかったので、とても参考になった」「今回の講座で自店での生き抜く道を示して頂いた」「二日間で大変有意義な時間をいただき、これから医療環境が大きく変わっていくなか、薬局・薬剤師も意識を変えなければならないと強く感じた」

 

◆海外機関投資家に操られるアベノミクス ~よくわかる日本企業の強みと弱点~
7月18日、5風来館5風来ホールを会場に開催しました。経営情報イノベーション研究科竹下誠二郎教授が、日本の株式市場を牛耳る海外機関投資家とは一体何者なのか、1.海外機関投資家の本当の姿、2.海外機関投資家に操られるアベノミクス、3.侵される日本企業の競争力、4.抵抗と反発:優良海外機関投資家が高く評価する日本企業という、4つのテーマごとにビデオ映像を交えながらわかりやすく解説しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「マスコミ(新聞・TV)ではわからないことを知ることができた」「とても面白く楽しい時間で本当に勉強になった。次回もあれば是非講師のお話を伺いたい」「動画がわかりやすかった」「テレビやWebからは聞けないような興味深いお話を聞くことができた。第二回、第三回を期待している」

図3

 

 

◆Business English Interacting with Coworkers and Customers(A) ~ビジネス英語(中級)講座~
ネイティブ講師によるビジネス英語(中級)講座を静岡県立大学STUDIOにて実施しました。8月22日の講座では、静岡県立大学言語コミュニケ―ション研究センターKenneth Yoho特任講師と共に、同僚や顧客とのかかわりに必要なビジネス英語会話を学びました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「今回と同じような講座を希望する」

図4

 

◆Business English Interacting with Coworkers and Customers(B) ~ビジネス英語(中級)講座~
引き続き8月29日の講座では、静岡県立大学言語コミュニケ―ション研究センターBenjamin Bailey特任講師と共に学びました。ビジネスの現場を想定し、コミュニケーションスキルを高める練習を行いました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「先生が生徒に対して優しく気楽にして過ごせた」「実際に職場で使用できるような内容が良かった」「継続して開講してほしい」「日常会話・ビジネス英会話を問わず、英会話の講座があれば積極的に参加したい」

図5

 

 

◆入門ホスピタル・プレイ ホスピタル・アートを体験しよう
10月3日、静岡県立大学短期大学部にて、入門ホスピタル・プレイ講座を開催しました。最初に、短期大学部松平千佳准教授が、病児の環境をチャイルド・フレンドリーな環境に変える試みを紹介し、現場で働くHPS講師から医療のイメージを良くするためのやさしい環境づくりを学びながら、実際に医療器具を使ってアートを創造するホスピタル・アートを講座で体験しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「実技が多くて良かった」「もっと時間があればと思うくらい集中した」「実際にHPSとして活躍されている方の話を聞くことができて良かった」「座学だけでなく実際にやってみることでホスピタル・アートの良さを実感できた」「ぜひ今日のこと早速病棟で活かしてみたい」「初めての受講でドキドキだったが、とても役に立ち楽しめた」

図6図38図7図8図9

 

 

◆入門ホスピタル・プレイ 遊びを使って子どもの気持ちを考え、子どもの成長を支えよう
翌週10月10日、同会場にて入門ホスピタル・プレイ講座を開催しました。短期大学部松平千佳准教授を講師として、アドラー派プレイ・セラピーの理論を使って、子どもが健やかに成長するために何が必要なのか、そのために必要な大人とのかかわり方について、実際の事例をもとに学びました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「実際に粘土や砂を使ったプレイセラピーは楽しかった」「事例をふまえての講義だったため興味深くわかりやすかった」「メタコミュニケーションは対人コミュニケーション上でも大切だと感じた」「今後もこのような講座があれば是非学びたい」「今日学んだことを考えながら今後子どもへの支援を行っていきたい。職場にも広げたい」

図10

 

 

◆ケースで学ぶ経営分析 ~日本企業と海外企業を比較してみよう~
10月16日・23日・30日の3回にわたって、経営情報イノベーション研究科上野雄史講師による講義をB-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。日本と海外の企業のケースを用いて、財務諸表の読み方、収益性と成長性の分析、株価比較など、経営分析の手法を学びました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「初めて社会人学習講座に参加し、大変有意義な時間を過ごせた」「苦手だった財務諸表の見方を楽しく学べた」「今後も数多くの会社の動向を見て、継続学習を実施したい」「来年もこの講座を受けてみたい。また、人にも紹介してみたい」

図11

 

 

◆TOEIC対策講座~600点突破を目指す!
前年度の講座が好評だったことを踏まえ、27年度も静岡県立大学言語コミュニケーション研究センター吉村紀子特任教授を講師に、10月22日・29日、11月5日・19日・26日の5回にわたり、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。市販のテキストを用いて学習しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「一人ではなかなか勉強が進まなかったので受講できて良かった」「初めてだったが楽しく学習できた」「わかりやすい講義だった」「勉強するきっかけを作ることができた」「これを機にTOEICを受験しどのくらいのレベルか知りたい」

図15

 

 

◆わかりやすい国際経営
11月7日・14日・21日、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。各日の講義を三人の講師が担当しました。

図12

第一回講義は、経営情報イノベーション研究科竹下教授が「企業犯罪からみる国際経営の比較」と題し、組織の中の「個人」、組織のモニタリング・システム、今後の見通しについてお話ししました。

図13

第二回目は、兵庫県立大学経営学部西井進剛教授が、日本におけるビッグデータ活用の動向について説明しました。日常のビッグデータとの関わりについてワークショップ的に講義を進めていきました。

図14

第三回目は、経営情報イノベーション研究科笠原講師が、なぜ新興国市場が日本企業にとって重要なのか、新興国ビジネスを対象とした研究の視点、新興国ビジネスの現状と課題についてお話ししました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「国際経営の入門編として勉強になった」「実務に直接活かせるレベルの具体的で実践的な内容で非常に役に立った」

 

 

◆人口減少社会に対応した政策
11月12日・19日の二日間にわたり、B-nest静岡市産学交流センター大会議室にて開催しました。前年度に引き続き、27年度も多数の受講生にご参加いただきました。人口減少社会とはどういう社会か、どういう対応が求められるか、歴史、産業・経済対策、地域計画、少子化対策、コミュニティ政策、医療介護保障の分野を専門とする六人の講師が講義を行いました。

図16

第一日目の最初に、静岡県立大学鬼頭宏学長が、「歴史に学ぶ人口減少社会とは<いま始まった人口減少の文明史的意味を考える>」と題してお話しし、人口減少対策の課題:新しい文明の転換について説明しました。

図17

続いて、経営情報イノベーション研究科西野勝明教授が、地域の人口減少にどう対応するか、人口減少問題の影響、人口減少問題と地域、自治体の人口減少対策について紹介し、その具体策を考えました。

図18

初回講義の最後に、経営情報イノベーション研究科藤本健太郎准教授が、従来の少子化対策の強化や地域の特色ある少子化対策、ワーク・ライフ・バランスの推進の意味についてお話ししました。

図19

講座の第二日目、最初に、経営情報イノベーション研究科岸昭雄講師が、人口変動による都市・地域計画上の問題点を挙げ、コンパクトシティ政策について事例をもとに説明しました。

図20

次に、経営情報イノベーション研究科金川幸司教授が、浜松市を事例に人口減少下の中山間地コミュニティ政策の検証について、お話ししました。

図21

最後に、経営情報イノベーション研究科西田在賢教授が、人口が減少する中で公的な医療介護保障でも効率的な経営を求める政策展開が不可欠となることを解説、議論しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「自治体職員として今後の地方創生戦略の推進、総合計画の策定に向けて参考になった」「六つの視点から講義を聞き大変参考になった」「現在の日本、本県の状況に則したタイムリーなものだった」「今後も社会課題に対しての講座を開講してほしい」「大変参考になった。今日のような単発の社会人学習講座を望む」

 

 

わかりやすいマーケティング・リサーチ ~調査票の設計から、データ分析、応用事例まで~

受講生より継続の要望が大変多かった講座で、27年度は1日講座として11月28日に、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。実践的なリサーチ力の向上を目指し、アンケート調査のポイント、データの読み取り方、リサーチデータをマーケティングに活かす方法について学びました。

図22

最初に、立命館大学スポーツ健康科学部山浦一保准教授が、身の回りの現象をデータ・情報に変換し、地域・社会、産業界にどう還元するか、質の高いデータをいかに集め、分析・結果の解釈やマーケティングに活かすポイントを、受講生と共に考えながら講義を進めました。

図23

次に、経営情報イノベーション研究科小林みどり教授が、データ分析の基本と応用についてお話しました。統計的な見方、アンケート調査への適用例、マーケティング・リサーチへの応用について解説しました。

図24

最後に、経営情報イノベーション研究科岩崎邦彦教授が、データをマーケティングに活かす方法について、相関分析、相関と因果関係、投影法などを、静岡の緑茶やイチゴについての調査をもとに、わかりやすく説明しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「期待通りとても充実した講義でした」「実例に基づいた楽しい話を聞き有意義だった」「3人の先生のリレーがとても良かった」「複数回だと参加が難しいので一日コースはありがたかった」「今回の内容など、もっと多くの人に受講の機会があればと思う」「どの講座もあっという間であり、もう少し時間をかけて受講したかった。ただし、関連づけられた順番であり、一日としては満足であった」「来て本当に良かった。目から鱗のお話ばかりで、今後、生かしていきたい」

 

 

◆女性管理職の育て方 ~育休プチMBA勉強会の実践から~
11月30日、B-nest静岡市産学交流センター大会議室で開催し、多数の受講生にご参加いただきました。経営情報イノベーション研究科国保祥子講師が、企業組織の問題構造を分析し、女性が活躍できる組織、女性が管理職を目指す組織へ変革するための具体的な提案を紹介しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「時間制約がある人が働きやすい環境作りのために何が必要か気づくことができた」「育休からの復職後の働き方を考える上で大変参考になった」「わかりやすい講義だった」「育休プチMBAに興味を持った」「勉強会の参加者の職場復帰後の話を聞いてみたい」

図26

 

 

◆パズルで楽しむ近現代数学 2015 ~パズルで発想のエッセンスと面白さに触れる~
27年1月に開講した講座の続編として、12月5日、静岡県立大学地域経営研究センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科武藤伸明准教授が、数学の考え方の魅力についてお話しし、今回から受講された方でも満足していただけるよう、前回の話とは独立した内容でお伝えしました。身近なマッチ棒や身の回りの事象を問題として、受講生がパズルを解きました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「マッチ棒の問題、法隆寺の屋根の問題等がおもしろかった」「今回受講した科目は面白く、かつ為になる内容だった。時間が短く感じるくらい良かった」「今回学んだ様々な事例をどこかで活かしたい」「大人になってから数学には全く関わっていなかったので今後今回の講義のことを思い出しながら、数学的な目を多少持って過ごしたい」「とても面白くもっと先生のお話が聞きたいと思った。パズルは少々頭が固くなっているのかなと身に染みた。マッチ棒パズルは実際にやってみた方がいいと思った」
図27

 

 

◆WordPressによるカスタムサイト構築講座 

~WordPressの基礎から、HTML・CSS・PHPによるカスタムサイト構築まで~

26年度開講の「WordPressによるWebサイト構築演習」に続き、27年度は12月12日・19日に、静岡県立大学コンピュータ室にて開催しました。経営情報イノベーション研究科渡邉貴之准教授を講師として、WordPressを用いたWebサイト・Webシステムの構築までを、2日間にわたって学習しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「想像以上に中身が充実していた」「会社の業務でWordPressの導入を考えているためとても参考になった」「IT分野の技術を学べるとすごく役立つ。今回の受講によって糸口がつかめたところもあるので、今後の仕事に活かしてみたい」

図25

 

 

 ◆現代薬局経営論 ~地域において不可欠な存在となりえる薬局と薬剤師の姿を探る~
7・8月に開講した講座「これからの薬局経営を考える」の続編として、12月20日、静岡県立大学4106講義室にて開催しました。講師の矢野経済研究所フード・ライフサイエンスユニット生命科学産業担当フェロー遠藤邦夫氏が、現在薬局が直面している問題や、地域住民に必要不可欠な場とするための今後のあり方について具体的にお話ししました

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「現在の薬局にかかる問題点、今後のあり方などについて具体的に知ることができ非常に良かった」「今回の講義で今後の薬局の強み、看板となる商品やサービスを考えていきたい」「病院薬剤師にとってやや実用的な話だったが、今後の参考になることが多かった」図28

 

 

2015 在宅看護・介護事業を考える
12月20日、静岡県立大学地域経営研究センターにて開催しました。在宅医療・看護に向けての課題、在宅医療・介護事業を支える経営と会計について学びました。

図29

経営情報イノベーション研究科西田在賢教授によるイントロダクション。

図30

経営情報イノベーション研究科東野定律准教授が、在宅医療・介護の推進に向けての課題と今後について、地域包括ケアシステムの構築に向けて何をすればいいのか、解説しました。

図31

最後に、経営情報イノベーション研究科森勇治准教授が、在宅医療・介護事業を支える経営と会計について説明しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「介護事業者或いは専門職の常識は一般人の常識ではないという言葉に驚きつつ納得した。私達の側からの発信は確かに不足していると思う。訪問介護・看護の事業化について更に学んでいきたい」「具体的な話だった」

 

◆2016年度診療報酬改定の動向について
12月20日、仲野メディカルオフィス代表取締役仲野豊氏を講師に招き、静岡県立大学4107講義室にて開催し、多数の受講生にご参加いただきました。2016年度診療報酬改定は、「医療介護総合確保推進法」等の下に進められている医療機能の分化・強化、連携や医療・介護の一般的な基盤整備、さらに2018年度に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定など、2025年を見据えた中長期政策の流れの一環として地域包括ケアシステムを構築していく中での実施であることなどを、わかりやすく解説しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「とても具体的な内容の診療報酬改定セミナーで大変参考になった」「来年4月の改定に際して本日の講座をもとに臨みたいと思う」「改定後にどう対応すればいいかという講義もあるといい」「医療事務員を目指しているが、これから診療報酬の話は関係してくると思うので勉強になった」
図32

 

 

◆ 続・TOEIC対策講座~600点以上を目指す!
10~11月開講の「TOEIC対策講座」の続編として、1月21日・28日、2月4日・18日・25日の5回にわたり、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。テキストを用いて、スコアアップに効率よく繋がるような学習方法を学びました。講師:静岡県立大学言語コミュニケーション研究センター 特任教授 吉村紀子

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「テキストに沿いながらも、ポイントごとの適切な情報がとてもためになった。継続して学習してTOEIC目標得点を達成したい」「次回も機会があれば参加したいと思う」
図34

 

 

 ◆ソーシャル・ビジネスのマネジメント ~事例から学ぶ新規事業の戦略と組織~
1月23日、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科国保祥子講師が、最初にソーシャル・ビジネスから学ぶ意義について説明し、次にソーシャル・ビジネスのケーススタディを取り上げてクラス・ディスカッションを中心に講義を進め、受講生から多様な意見が出ました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「いろいろな職業の方から意見を聞くことで自分の知識を広めることができた」「ソーシャル・ビジネスの視点は公務にも応用できる部分が多くとても参考になった」「ディスカッション方式で多くの方の意見が得られ、自分の学びの深化につなげられると思った」「90分の授業があっというまに感じた」
図33

 

 

◆ 心理学で読み解く消費者行動
2月13日・20日の2回にわたって、B-nest静岡市産学交流センター大会議室にて開催し、多数の受講生にご参加いただきました。第一回目講義では、経営情報イノベーション研究科山﨑真理子講師が、消費者行動研究と心理学研究法について国内外の研究成果を紹介しながら解説し、第二回目は、演習形式で受講生間で意見交換をしました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「心理学という切り口が面白かった。もう少し聞きたいと思った」「自身の普段の行動心理に当てはまることを学べて面白かった」「広告等を作成する時などで有益な理論を学べて良かった」「講師の話がわかりやすく聞きやすかったので、同テーマでも続編があればまた参加してみたい」「短い時間だったが、消費する側の立場で考えることができた。お客様に提供する商品の種類、情報など考えていきたい」
図35

 

 

 ◆Business Conversation English~ビジネス英語会話(中級)講座~
8月の英語会話講座に続いて、2月20日、ネイティブ講師によるビジネス英語会話講座を静岡県立大学STUDIOにて実施しました。少人数制の講座で、静岡県立大学言語コミュニケ―ション研究センターKenneth Yoho 特任講師と共に、ビジネスで使う実践的な英語を学びました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「少人数制で良かった」「今後も語学講座を増やしてほしい」
図36

 

 

◆金融工学のいろは ~初歩から学ぶ現代の金融理論~
2月20日、3月5日の2回にわたって、B-nest静岡市産学交流センターにて開催しました。経営情報イノベーション研究科大平純彦准教授が、金融工学の入門的な内容についてお話し、現代の金融の動向を解説しました。

【参加者から寄せられたご意見・ご感想】
「金融工学のことがイメージできて良かった」「金融工学の入門講座として、現代の金融の動向が解説されて興味深いものだった。今後も金融の動向に興味をもって学習していきたい」「数学から離れていたため難しかったが、今後の参考になった」「金融の講座は県内では少ないので是非継続して実施してほしい」
図37

 

 

 

平成27年度特別セミナーの様子

平成28年 1月9日(土)、静岡県立大学看護学部棟13411講義室において、ビジネスセミナー「小さくても『強い会社』をつくる!-スポーツ、生き物から学ぶ『弱者の戦略』-」を開催しました。

このセミナーでは、「スポーツ×生物学×マーケティング」という異分野融合の視点から、小さな企業や組織が、限られた条件でいかに最大の効果を出すのかを考えました。

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岩崎邦彦センター長によるテーマ提起「小さいことはいいことだ!」

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静岡大学農学部教授 稲垣栄洋氏による講演「弱者の戦略:生物界のおきてに学べ!」 自然界で弱者が生き延びる生存戦略について解説しました。

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開成高校硬式野球部監督 青木秀憲氏による講演「開成高校野球部の『弱くても勝つ』方法」 練習時間や部員数が限られる開成高校野球部が、限られた条件でいかに最大の効果を出すのかについて話をしました。

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講演の最後に、パネルディスカッションを行いました。パネリスト青木秀憲氏×稲垣栄洋氏×岩崎邦彦(司会) マーケティング、 生物、スポーツと全く異なる分野ながら、「小さいことは強みになり得る」「弱 点があっても何かで突出する」「競合と戦わない、ずらす戦略」など、中小企業の経営に重要な共通点が議論から多く浮かび上がりました。

【ビジネスセミナー参加者アンケートより】
「3人の先生方の研究されているテーマは全く違うのに、お話を聞いて共通している部分が沢山あったなと思いました」「どの教授の講義もとても興味深いものでした。小さい企業ならではの戦略、隙間をついたりしながら行っていくことで、生き残っているんだということを学びました」「開成高校野球部の話は大変参考になりました。個での強さが強くなるためのキーになるのが良くわかりました」「生き物、スポーツの切り口がとてもわかりやすかった」「ポイントをしぼり、一般の人でもわかりやすい内容だった」「今までのビジネスセミナーとは違っていた。直接ハウツーや方法ではなく、共通する考え方、工夫などの部分で非常にヒントがあった。とても興味深かった。ビジネスだけではなく、様々な分野に応用できるようなお話だと思った」「三人の講師のお話はどれも興味深いお話でした。自治体経営にも参考となる考え方、ヒントに詰まった内容でした。参加して良かったです」

令和6年度ビジネスセミナー

静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科