制約人材のマネジメント
概要
生産年齢人口の減少やイノベーションの創出の観点から、今後の企業活動は子育て中の女性や介護中の人材等、様々な時間的・地理的制約を抱えた人材の活用が必要になってきます。しかし多くの企業で、こうした制約人材の管理に対する知見は不足しており、「モチベーションが低い」「責任を引き受けようとしない」といったという声が聞かれます。例えば、制約人材の代表例である子育て中の女性に関する課題は、これまでは女性個人の意識の問題として語られてきました。しかしそれは本当なのでしょうか。いくつかのデータは、そうした先入観と逆の現象を示しています。つまり制約人材が活躍するかどうかは個人の意識ではなく、職場の在り方や働き方の問題であり、企業組織の構造的な問題だということです。この講座では先行研究やデータをもとにこの企業組織の問題構造を分析し、子育て中の女性をはじめとする制約人材が活躍できる組織へ変革するための具体的な提案をご紹介します。
第1回 | 2016年11月22日(火) 13:30 ~ 15:00 |
制約人材のマネジメント |
講師紹介
氏名 | 国保 祥子 静岡県立大学経営情報学部講師 |
講師紹介 | 経営学博士。静岡県立大学経営情報学部講師、株式会社ワークシフト研究所取締役、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師。外資系IT企業での業務変革コンサルティング経験を経て、慶應ビジネススクールでMBAおよび博士号を取得。民間企業や行政機関の経営人材育成プログラムの開発および導入に従事し、Learning Communityを使った意識変革や行動変容を得意分野とする。2011年に地域の社会人と学生が共に地域の課題を検討する「フューチャーセンター」を、2014年には育児休業期間をマネジメント能力開発の機会にする「育休プチMBA勉強会」を立ち上げる。 |
開講情報
会場 | B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 大会議室 |
受講料 | 1,960円 |
開講日等 |
2016年11月22日(火)13:30〜15:00 計1時間30分 |
申込締切 | 2016年11月15日(火) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。