学びなおしの地方自治法

～基本条文の再確認と最近の改正事項～

 

概要

 本講座では、我が国の地方自治の基本法であり、憲法の附属法典とよばれることもある地方自治法について、その基本的な条文を確認するとともに、最近の改正事項を学びます。
 地方自治法は、1947年に制定されて以来、技術的な改正を含めると400回以上の改正が行われてきました。その中には、例えば、1999年の機関委任事務の廃止をはじめとする地方分権に関係する改正など、戦後の地方自治制度を大きく変える改正があります。　
 また、近年では、2年に1回以上のペースで実質的な内容を含む改正が行われています。例えば、2017年には、自治体における適正な事務処理等の確保等を図るため、①内部統制に関する方針の策定、②監査制度の充実強化、③長等の損害賠償責任の見直し等が行われています。
 本講義では、こうした重要な改正事項を中心に、基本的な条文にも触れながら、もう一度、地方自治法を、参加の皆さんと意見交換を交えながら、ご一緒に学びたいと思います。
 地方公務員の皆さんはもちろん、地方自治にご関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしています。

 

第1回	2018年08月18日（土） 13:30 ～ 15:00
	地方自治法の基本条文と1999年以降の改正のポイントを解説 講師：小西　敦
第2回	2018年08月18日（土） 15:00 ～ 15:45
	参加の皆さんからのご質問にお答えしつつ意見交換 講師：小西　敦

講師紹介

氏名	小西　敦  静岡県立大学経営情報学部教授
講師紹介	京都大学公共政策大学院名誉フェロー。1984年自治省入省以降、静岡県、群馬県、宮内庁、仙台市、自治医科大学等で勤務し、総務省調査官、東京大学大学院教授、京都大学大学院特別教授、全国市町村国際文化研修所参与等を経て、2018年4月より現職。専門分野：地方行財政、行財政管理等。単著『地方自治法改正史』（2014年、信山社）

開講情報

会場	B-nest（ビネスト）静岡市産学交流センター　小会議室１
受講料	2,940円
開講日等	2018年08月18日（土）13:30〜15:45 計2時間15分
申込締切	2018年08月09日（木） ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。

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