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老舗企業の事業承継に学ぶ

~伝統と革新のダイナミズムの探究~

 

概要

日本は、創業100年以上の老舗企業の数が世界で最も多い国です。研究によると、老舗企業の大半がファミリー企業であるといわれています。この老舗ファミリー企業が持続的に成長し存続するためには、事業承継が最も重要な経営課題となります。通常、後継者は先代世代との関係の中で多くの制約に遭遇します。他方、後継者は将来の経営者としての地位が見込まれた自律的な立場であり、いわば制約と自律のジレンマを抱える存在であるといえます。本講座では、老舗ファミリー企業の事業承継事例を用いて、後継者がこの制約と自律のジレンマをどのように克服して企業の変革的行動を担っていくのかを考察します。ご参加の皆様と現代的なテーマである事業承継の問題について理解を深め、円滑な事業承継についてヒントを掴んで頂きたいと考えています。

 

第1回
2018年09月22日(土) 13:30 ~ 14:15

ファミリービジネスの事業承継の特徴 現経営者の役割、後継者の課題、世代間の関係性
講師:落合 康裕

第2回
2018年09月22日(土) 14:20 ~ 15:05

老舗ファミリー企業の承継事例 伝統継承にもとづく制約、経営者候補としての自律
講師:落合 康裕

第3回
2018年09月22日(土) 15:10 ~ 15:55

ケースディスカッション & 質疑応答  〜円滑な事業承継に向けて〜
講師:落合 康裕

講師紹介

氏名落合 康裕  静岡県立大学経営情報学部准教授
講師紹介ファミリービジネス学会理事  現在、ファミリー企業の事業承継について経営学の観点から研究を行う。2017 年に『事業承継のジレンマ』(白桃書房)にて、ファミリービジネス学会賞、実践経営学会名東賞を受賞。『ファミリービジネス白書2015年度版:100年経営をめざして』(同友館)および『ファミリービジネス白書2018年度版:100年経営とガバナンス』(白桃書房)では、企画編集委員長を務める。

開講情報

会場B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 小会議室1(住所:静岡市葵区御幸町3-21)
受講料2,940円
開講日等 2018年09月22日(土)13:30〜15:55
(計2時間15分)
申込締切2018年09月07日(金)
※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。

お問い合わせ・お申し込み

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E-mail:crms (ここに@を入れてください) u-shizuoka-ken.ac.jp

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静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科