ホスピタル・プレイ
遊びの持つ力と価値を体験し、子ども支援に繋げる
概要
遊びは子どもにとって最も身近な営みであり、遊びの質が生活の豊かさに結び付くと言っても過言ではありません。たとえ入院している子どもや障害を持つ子どもであっても、それは例外ではありません。しかし、病院や施設では、子どもの遊びをどのように支援して良いのか分からない、と感じる方も多いのではないでしょうか。遊び方さえ工夫することによって、病気や障害を持つ子どもも遊べるのです。 ホスピタル・プレイには、①医学的治療を受ける子どもや障害を持つ子どもにとって不可欠な遊びの活動、②子どもが医療経験を肯定的なものとして受け止められるように、安心感や信頼感を作り出すための遊びの活動、③子どもを治療する大人が、子どもの情緒面を理解するために必要な情報を提供する遊びの活動、④命を保障するためという大義の下に、阻害される可能性のある子ども自身の権利を擁護するための活動があります。 本講座では、ホスピタル・プレイの理念に基づき、どのような環境下にある子どもであっても、あるいは身体的に制限された状態にある子どもであっても、遊びとアクセス出来ることを学んでいきます。さらに、実際の遊び体験や対話を通して、遊びの持つ価値とは何か、またそれは子どもにとってどのような力になり得るのかを、一緒に考えていきます。
第1回 | 2013年09月28日(土) 10:00 ~ 12:15 |
導入編 プレイ(遊び)とは何か‐子どもと遊び、大人と遊び‐ | |
第2回 | 2013年09月28日(土) 13:00 ~ 14:30 |
実践編 プレイの力を体感する ‐プレイの実際‐ | |
第3回 | 2013年09月28日(土) 14:45 ~ 16:15 |
応用編 病院における遊びの展開‐ホスピタル・プレイの実際‐ | |
第4回 | 2013年09月28日(土) 16:15 ~ 17:00 |
まとめ 今日の学びを振り返る |
講師紹介
氏名 | 松平 千佳 静岡県立大学短期大学部准教授/ NPO法人日本ホスピタル・プレイ協会理事長 |
講師紹介 | ホスピタル・プレイの方法論およびHPS養成に関する研究 |
氏名 | 大矢 佳代 聖隷浜松病院HPS/ NPO法人日本ホスピタル・プレイ協会静岡支部所属 |
講師紹介 |
氏名 | 中山 陽子 元静岡こども病院HPS/ NPO法人日本ホスピタル・プレイ協会静岡支部所属 |
講師紹介 |
開講情報
会場 | 静岡県立大学 短期大学部 101講義室 |
受講料 | 7,840円 |
開講日等 |
2013年09月28日(土)10:00〜17:00 |
申込締切 | 2013年09月20日(金) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。