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海外機関投資家に操られつつある日本 

ー彼らの真の狙いは?「新しい資本主義」への弊害ー

 

概要

 日本の資本主義の根幹をなす株式市場における外人投資家の売買代金シェアは約70%にも及び、彼らにマーケットをコントロールされていると言っても過言ではない。彼らが矢継ぎ早に放つ提案や要求に対し、多くの日本企業はたじろぎ、場合によっては慌てふためいている。しかし外人投資家たちのロジックを理解し、真の狙いを解っていれば怖いことなどは何もないのだ。
 岸田政権は「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした、新しい資本主義を実現することを表明している。しかし、一部の外人投資家は、これを米国型ガバナンスへの収斂を日本人に求める絶好の機会と見ている。小泉政権の際にこの収斂への動きがみられたが、彼らの論理を真に受けることは日本が本来持つ競争力の著しい減退につながり、取り返しのつかないこととなるだろう。
 恐ろしいことに、政治家も、企業も、メディアも、学者も、「海外機関投資家」をひとくくりにしている。しかし、外人投資家は玉石混淆であり、それぞれその狙いは著しく異なる。これらを整理し、彼らと共存する術を探る。

【対象・おすすめの方】 「新しい資本主義」に関する興味を持たれている方

【定員】20名程度

 

第1回
2022年02月26日(土) 13:00 ~ 14:30

「新しい資本主義」と海外機関投資家への理解を深める
講師:竹下 誠二郎 (たけした せいじろう)  

講師紹介

氏名竹下 誠二郎 (たけした せいじろう)   静岡県立大学経営情報学部教授
講師紹介24 年間、ロンドンの金融街にて勤務。国際会議などでの講演・討論を多数行う。英国 BBC 放 送をはじめとしたテレビ番組や寄稿にも積極的に活動。ドイツ銀行、ABN AMRO オランダ銀 行、みずほインターナショナル等を経て、2015 年 4 月より現職。ノースウェスタン大学ケロッグ 経営大学院 MBA、ロンドン大学経営学博士。

開講情報

会場B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 小会議室1(住所:静岡市葵区御幸町3-21)
受講料1,960円
開講日等 2022年02月26日(土)13:00〜14:30
1時間30分
申込締切2022年02月16日(水)
※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。

お問い合わせ・お申し込み

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静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科