わかりやすい国際経営
概要
近年,経営活動のグローバル化の進展とともに,日本企業をはじめとする多国籍企業にとってどのように海外市場でビジネスを行い,競争優位を構築するかが喫緊の課題となっています。本講座では,多国籍企業が国内及び海外市場で直面しているビジネスの現状や課題について,各講師の専門分野から幅広く国際経営について学んでいきます。本講座では,これまでに国際経営を学んだことがない方,これから海外市場にビジネス展開を考えられている方,さらには実際に海外市場でのビジネスをご経験されている方々等を対象とし,ともに国際経営の現状と課題についてわかりやすく学んでいくことを目的とします。
第1回 | 2015年11月07日(土) 13:30 ~ 15:00 |
企業犯罪からみる国際経営の比較 オリンパスや東芝の巨額粉飾により、日本のコーポレート・ガバナンス(企業統治)は不信任のイエローカードを出されつつあります。しかし、外部取締役をはじめとする欧米型ガバナンスの経営チェック機能は、日本の企業風土に合ったものなのでしょうか?また日本の企業犯罪は、欧米のように個人の富を増やすためではなく、企業の「顔」を守るために行われています。これらを比較分析し、日本企業の真の競争力を探求していきます。 | |
第2回 | 2015年11月14日(土) 13:30 ~ 15:00 |
日本におけるビッグデータ活用の動向 ブームを越え、現在、「ビッグデータ」の活用が私達の生活のさまざまな局面で本格化されようとしています。しかしながら、その具体的な活用事例については、あまり意識されていないのが現状ではないでしょうか。本講座では、日本におけるビッグデータ活用の動向について、とりわけ多国籍企業がどのように関わっているのかについて注目し、その現状や課題について学びます。ビッグデータ活用の本質について共に考えたいと思います。 | |
第3回 | 2015年11月21日(土) 13:30 ~ 15:00 |
新興国ビジネスの現状と課題 近年,BRICSをはじめとする新興諸国が多国籍企業にとって重要な市場となってきています。しかし,日・米・欧多国籍企業は,先進諸国とは政治・文化,ビジネス慣行が異なるそれら新興国市場において苦戦を強いられていると指摘されています。本講座では,主に日本多国籍企業を対象とし,新興諸国においてどのようなビジネスを展開し,またどのような点が課題となっているのか等について幅広く学んでいきます。 |
講師紹介
氏名 | 竹下 誠二郎 静岡県立大学経営情報学部教授 |
講師紹介 | 専門分野:比較ガバナンス、日本多国籍企業の戦略、国際経営 |
氏名 | 西井 進剛 兵庫県立大学経営学部教授 |
講師紹介 | 専門分野:知識集約型企業のグローバル戦略 |
氏名 | 笠原 民子 静岡県立大学経営情報学部講師 |
講師紹介 | 専門分野:国際経営、グローバルタレントマネジメント、国際人的資源管理 |
開講情報
会場 | B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 小会議室2(11/7)演習室1(11/14・11/21) |
受講料 | 5,880円 |
開講日等 |
2015年11月07日(土)13:30〜15:00 2015年11月14日(土)13:30〜15:00 2015年11月21日(土)13:30〜15:00 (計4時間30分) |
申込締切 | 2015年10月30日(金) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。