学び直しの投資と会計 ~トランプ時代での会計データの活かし方~
概要
今年度は会計データの活かし方をテーマに行います。2025年1月に発足したトランプ政権により、投資環境は激変しています。 不確実性の高い時代において、基本に立ち返ることが重要です。株価は最終的に企業のファンダメンタルズ(業績)に収れんしますが、政策変更で、その予測が難しくなっています。 こうした状況下でも、会計データからは収益、コスト構造、利益率の推移などの情報を読み取ることで、レジリエンスの強い企業を見極めることが可能です。特に3月期の決算発表は、企業が今後の対応策を投資家に示す重要な機会となります。コロナ禍での経験を思い出しつつ、不確実な時こそ一次情報を頼りに、冷静な判断を出来る能力を身に着けていきましょう。 〇補足:令和5~6年度開講「学び直しの会計学・簿記」の講義内容とは異なります。 【持ち物】筆記用具、可能であればスマートフォン、タブレットなど 【対象・おすすめの方】会計・簿記・投資に関心のある方 【定員】20名程度
第1回 | 2025年05月27日(火) 18:30 ~ 20:00 |
企業の財務報告の基本を学ぶ:法定開示、任意開示、適時開示(IR) | |
第2回 | 2025年06月03日(火) 18:30 ~ 20:00 |
決算発表からレジリエンスの高い企業を見極める |
講師紹介
氏名 | 上野 雄史(うえの たけふみ) 静岡県立大学経営情報学部 教授 |
講師紹介 | 2007年、関西学院大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。静岡県立大学経営情報学部助教、講師、准教授等を経て、2021年より現職。専門は財務会計・経営分析で、年金・保険・リスクのトライアングル関係を会計学の視点で研究している。近年は、星野崇宏(慶應義塾大学)らと「AI等のテクノロジーが会計士業に与える影響」の分析にも取り組んでいる。日本年金学会創立30周年記念賞(佳作)、生命保険文化センター優秀論文賞、日本リスク研究学会大会優秀発表賞などを受賞。著書に、『退職給付制度再編における企業行動―会計基準が与えた影響の総合的分析』(中央経済社、2008年)などがある。 |
開講情報
会場 | B-nest静岡市産学交流センター 会議室1・2 (住所:静岡市葵区御幸町3-21) |
受講料 | 3,920円 |
開講日等 |
2025年05月27日(火)18:30〜20:00 2025年06月03日(火)18:30〜20:00 3時間 |
申込締切 | 2025年05月16日(金) |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。