渋沢栄一の経営者育成
概要
渋沢栄一は、日本の資本主義の父と呼ばれています。実は、この静岡にもゆかりのある人物です。渋沢は、江戸、明治、大正、昭和にわたる91年の生涯において、約500社の企業設立に関与したといわれています。渋沢は、この取り組みの中で、浅野総一郎や山辺丈夫など多くの著名な経営者の輩出に関与してきました。本講座では、渋沢栄一の経営者育成に焦点をあてて考察をしていきます。 最初に、明治期以降の実績に影響を与えた渋沢の生い立ちを振り返ります。一橋家における幕臣時代、欧米への渡航、民部省等での官僚時代を振り返ります。第二に、明治期以降、多数の企業設立に関与する中での渋沢の経営者育成の特徴について着眼します。財界世話人の育成、新進気鋭の企業家の活動促進、雇用経営者の育成といった種類別に考察を行います。最後に、渋沢の経営者育成から、現代的な事業承継(後継者育成)の問題に対しての示唆を考えていきたいと思います。 ●対象・おすすめの方 渋沢栄一や事業承継に関心のある方をはじめ、皆様のご参加をお待ちしています。
第1回 | 2019年08月24日(土) 13:00 ~ 13:45 |
日本の近代産業化と渋沢栄一のキャリア形成 | |
第2回 | 2019年08月24日(土) 13:50 ~ 14:35 |
渋沢栄一の経営育成における類型と特徴 | |
第3回 | 2019年08月24日(土) 14:35 ~ 15:20 |
渋沢栄一に学ぶ現代の経営者育成のあり方 |
講師紹介
氏名 | 落合 康裕 静岡県立大学経営情報学部准教授 ファミリービジネス学会理事、富士市工業振興会議委員 |
講師紹介 | 現在、ファミリー企業の事業承継について経営学の観点から研究を行う。2017 年に『事業承継のジレンマ』(白桃書房)にて、ファミリービジネス学会賞、実践経営学会名東賞を受賞。『ファミリービジネス白書2015年度版:100年経営をめざして』および『ファミリービジネス白書2018年度版:100年経営とガバナンス』では、企画編集委員長を務める。 |
開講情報
会場 | 静岡県教育会館 C会議室(住所:静岡市葵区駿府町1-12 ) |
受講料 | 2,940円 |
開講日等 |
2019年08月24日(土)13:00〜15:20 (計2時間15分) |
申込締切 | 2019年08月20日(火) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。