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ポストコロナの世界・日本と静岡

コロナ以前には戻れないNew Norm(新たな常識)の出現

概要

　この100年余り、国という枠組みを超えて、ヒト・カネ・モノ・情報が地球規模で拡大していくグローバリゼーションは経済成長における最大の推進役であった。しかしコロナはグローバリゼーションを「悪者」に変えつつある。コロナウイルスの広がりを増長し、世界経済を混乱に陥らせ、格差を拡大させ、移民の増加による社会不安を招くと考えられているからだ。

　さらに、コロナは米中貿易戦争の裏に潜んでいた激しい通信・金融の覇権争いを表面化した。ポストコロナの世界経済、特に供給ネットワークをはじめとした資本主義陣営のNorm（常識）は根本から覆されるだろう。
また、11月3日にアメリカ大統領選挙が行われる。世界経済は再度荒海に投げ出されるのだろうか、それとも米中を中心とした第2次冷戦は回避・緩和されるのだろうか？

　これら政治・地政学的リスクに対応するため、世界の海外直接投資の90％を占めるFortune Global 500など、多国籍企業群の戦略は見直しを迫られている。グローバリゼーションにブレーキがかかりつつある今、日本、そして静岡の地域中小企業が受ける影響はどのようなものになるのだろうか？

第1回	2020年11月28日（土） 13:00 ～ 14:30
	ポストコロナの世界・日本と静岡講師：竹下誠二郎

講師紹介

氏名

竹下誠二郎　（たけしたせいじろう）　静岡県立大学経営情報学部教授・学部長　

講師紹介

24年間、ロンドンの金融街にて勤務。国際会議などでの講演・討論を多数行う。英国BBC放送をはじめとしたテレビ番組や寄稿にも積極的に活動。ドイツ銀行、ABN AMROオランダ銀行、みずほインターナショナル等を経て、2015年4月より現職。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院MBA、ロンドン大学経営学博士。

開講情報

会場	B-nest（ビネスト）静岡市産学交流センター　小会議室1 （住所：静岡市葵区御幸町3-21）
受講料	1,960円
開講日等	2020年11月28日（土）13:00〜14:30 （計1時間30分）
申込締切	2020年11月18日（水） ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。