オープンデーター、ソーシャルメディア統合利活用のICT技術
観光への応用を中心に
概要
オープンデータは二次利用が可能なルールで公開されたデータを指し、国や地方自治体が有するデータをオープンデータとして提供し、人々や組織に共有・利用してもらおうとする動きが最近活発化しています。また、ソーシャルメディアからの情報分析と活用については、既に多くの事例があります。今後は、この2種類のデータを組み合わせた利活用が盛んになっていくと考えられます。 本講座は、オープンデータとソーシャルメディアに関心がある方を対象に、情報分析と活用の手法についてわかりやすく解説します。特に観光を例にとって、道の駅、観光案内所、デジタルサイネージ、Wi-Fiスポットなどの観光施設について、オープンデータとソーシャルメディアからの情報を利用し、その適切な配置場所を求める技術について説明します。この技術は、観光客の満足度を向上させ、リピータを増やすことにつながるだけでなく、用いるデータを変えることにより、ビジネスや防災などに幅広く役立つものです。この技術の理論的背景について学び、また演習を通じて実際にデータ処理を行います。また、この技術を取り巻く、現在の観光学や、地理情報システムの基礎について説明します。 オープンデータとソーシャルメディアを情報分析に活用されたい方、高等学校や専門学校などで情報教育を担当する教員の方、広く現在の情報社会について教養を身につけたい方などを対象にします。受講にあたって専門的な知識は不要です。講座の詳しい内容については、別途Webでお知らせいたします。
第1回 | 2014年09月06日(土) 13:00 ~ 14:30 |
観光情報学の動向,地理情報システムの基礎 | |
第2回 | 2014年09月06日(土) 14:45 ~ 16:15 |
オープンデータの概念と静岡県における展開 | |
第3回 | 2014年09月13日(土) 13:00 ~ 14:30 |
観光施設の効率的配置技術の理論と演習 | |
第4回 | 2014年09月13日(土) 14:45 ~ 16:15 |
観光施設の効率的配置技術の理論と演習 |
講師紹介
氏名 | 池田哲夫 静岡県立大学経営情報学部教授 |
講師紹介 | 主要研究テーマ:データベース工学,GIS(地理情報システム),自然言語処理 |
氏名 | 杉本 直也 静岡県企画広報部情報統計局 |
講師紹介 | 主要研究テーマ:オープンデータ整備と利活用の推進 |
氏名 | 斉藤 和巳 静岡県立大学経営情報学部教授 |
講師紹介 | 人間関係などの社会ネットワークの構造と機能の数学的モデル化 |
氏名 | 武藤 伸明 静岡県立大学経営情報学部准教授 |
講師紹介 | 組合せ最適化問題のコンピュータによる解法の研究 |
開講情報
会場 | 静岡県立大学経営情報学部棟2階 4215教室 |
受講料 | 7,840円 |
開講日等 |
2014年09月06日(土)13:00〜16:15 2014年09月13日(土)13:00〜16:15 |
申込締切 | 2014年08月25日(月) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。