食のセルフケアを支える科学と技術
【静岡県健康イノベーション教育プログラム連携講座】
概要
私達のからだは食べたものでできています。何をどのように食べるかは、ひとり一人の裁量に任され、その結果は、ひとり一人のからだとこころの状態の変化として現れます。食事や栄養の科学は進歩を重ね、たとえば、壮年男性では内臓脂肪の蓄積、高齢者では筋肉量と骨量の減少をリスク判定指標として、対象集団ごとに、食事や食習慣の優先課題を説明できるようになりました。 次の課題は、ひとり一人の健康や人生目標のために、個人にとっての「健康な食事」が持続可能なやり方で実践できるように、実践的な知識の普及と食環境の整備を加速する社会システムを開発することです。また、自らの食事と健康状態を「見える化」してフィードバックする技術の開発により、「健康な食事」の有効性を個人が実感できるようにすることも重要です。いずれのアプローチも、社会のDX化とAIの普及によって、社会実装が急速に進むものと予測されます。 【定員】20名程度
第1回 | 2023年09月30日(土) 15:00 ~ 16:30 |
講義+質疑応答 |
講師紹介
氏名 | 合田 敏尚 (ごうだ としなお) 静岡県立大学食品栄養科学部 特任教授 |
講師紹介 | 保健学博士/静岡県立大学「ふじのくに」みらい共育センター長 専門分野:栄養生理学、保健栄養学 主要研究テーマ:糖質消化吸収の制御による糖尿病発症抑制機構/食後高血糖および関連炎症を示す血中バイオマーカーの開発/胎児期低栄養の回避による出生後の疾患リスクの低減 |
開講情報
会場 | B-nest静岡市産学交流センター 小会議室1 (住所:静岡市葵区御幸町3-21) |
受講料 | 1,960円 |
開講日等 |
2023年09月30日(土)15:00〜16:30 1時間30分 |
申込締切 | 2023年09月25日(月) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。