これからの薬局経営を考える講座
概要
わが国の医薬分業率が70%に達しつつある中、医療界だけでなく経済財政諮問会議等外部からも、医薬分業のあり方が不透明で高コスト体質になっているとの疑問を投げかけられています。そのため政府は、好調な収益体質を持続している薬局を標的にした対応策を講じるのではないかと予想されています。 一方、厚生労働省は、薬局・薬剤師を活用したセルフメディケーションの推進に向け、地域の健康情報拠点となる薬局の基準作りを開始しました。 しかし現在、多くの保険薬局は調剤業務を主体にした調剤薬局の形態となっており、今の延長線上では厚労省が新たに目指す薬局の姿に転換することが困難だと予想されています。 静岡県立大学医療経営研究センターでは、このような状況下において、薬局・薬剤師が将来のビジネス環境の変化にどのように対応していくべきかについて、薬局の経営管理者と共に考える実践的な学びの機会が必要になると考え、全国に知られる本分野のリサーチャー、遠藤邦夫氏をお招きした初段の講座を企画いたしましたので、ご案内申し上げます。
第1回 | 2015年07月11日(土) 13:00 ~ 13:45 |
イントロダクション 人口減少下の医療経営 | |
第2回 | 2015年07月11日(土) 13:45 ~ 15:15 |
薬局の将来について | |
第3回 | 2015年07月11日(土) 15:15 ~ 16:45 |
薬局の将来 ディスカッション編 | |
第4回 | 2015年08月08日(土) 13:00 ~ 14:30 |
薬局と薬剤師に求められること | |
第5回 | 2015年08月08日(土) 14:30 ~ 16:00 |
同上 ディスカッション編 | |
第6回 | 2015年08月08日(土) 16:00 ~ 16:45 |
プロローグ 薬局経営の今後に備える学び |
講師紹介
氏名 | 西田 在賢 静岡県立大学経営情報イノベーション研究科 教授 |
講師紹介 | 医療・福祉経営学を専門分野とする。 |
氏名 | 遠藤 邦夫 ㈱矢野経済研究所 フード・ライフサイエンスユニット 生命科学産業担当 フェロー |
講師紹介 | 矢野経済研究所で長年にわたり医療界に関する調査・研究を川上から川下まで行っている。薬局経営の問題については、1997年に日本薬剤師会が作成した「薬局のグランドデザイン」の作成に加わり、その後、数々の薬局経営に関するレポートの作成や全国での講演を行っている。最近では、今2015年5月に福岡県薬剤師会が発表した「福岡県版薬局グランドデザイン」の作成にも携わっている。 |
開講情報
会場 | 静岡県立大学 地域経営研究センター |
受講料 | 9,800円 |
開講日等 |
2015年07月11日(土)13:00〜16:45 2015年08月08日(土)13:00〜16:45 (計7時間30分) |
申込締切 | 2015年07月06日(月) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。