外国人労働者との真の融和
~欧州の轍を踏まず、共存共栄を図るには~ 【静岡鉄道連携講座】
概要
団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降、静岡の人手不足はさらに深刻化する。少子高齢化や人口減少が日本の競争力減退の主因となることは周知のことであるが、その対処は実践されていない。日本はさらなる外国人・移民導入が必須なのだが、その政策と進捗は欧米先進国に比べると驚くほど遅れている。 しかし日本は外国人労働者の受け入れ拡大に関して、欧州の行った多元文化主義政策の大失政を繰り返してはならない。西欧における政府の過度な「配慮」が現地民と移民らとの「並行した社会」の誕生を許し、埋められない溝が社会に生じている。欧州でのテロ多発や右翼台頭はこの大失政の産物だ。 一方で、受け入れ側の構造・意識改革は全くと言っていいほど論議されていない。集団の同質性への過度な協調から生じる異質なものや個性的なものを排除するシステムやマインドは改善していない。これはイノベーションの推進においても大きな障害となっているが、移民受け入れには致命的な欠陥を抱えた環境だ。 静岡で外国人労働者との真の共存共栄を目指すには、彼らに何を要求し、また準備しなければならないのだろうか? 【対象・おすすめの方】 外国人労働者が同僚の方・雇用する経営者の方、地域社会資本構築に関心のある方 【定員】20名程度 ※7/22(月)まで募集を延長します。
第1回 | 2024年07月27日(土) 13:00 ~ 15:15 |
講義+質疑応答 |
講師紹介
氏名 | 竹下 誠二郎 (たけした せいじろう) 静岡県立大学経営情報学部 教授 |
講師紹介 | 24年間、ロンドンの金融街にて勤務。国際会議などでの講演・討論を多数行う。英国BBC放送をはじめとしたテレビ番組や寄稿にも積極的に活動。ドイツ銀行、ABN AMROオランダ銀行、 みずほインターナショナル等を経て、2015年4月より現職。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院MBA、ロンドン大学経営学博士。 |
開講情報
会場 | B-nest静岡市産学交流センター プレゼンテーションルーム (住所:静岡市葵区御幸町3-21) |
受講料 | 2,940円 |
開講日等 |
2024年07月27日(土)13:00〜15:15 2時間15分 |
申込締切 | 2024年07月22日(月) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。