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事業承継をつなぐ番頭の仕事

 

概要

 番頭とは、欧米の経営研究にない日本固有の概念です。古くは商家の職階の上級管理者として、組織のガバナンスを取り仕切る役割を担ってきました。戦前の財閥経営でも重要な機能を担った三野村利左衛門(三井)や広瀬宰平(住友)などは有名です。番頭は現世代の一族経営者を支える重要な経営のサポート役とともに、次世代の後継者を育成する役割を担います。
 本講座では、現代の番頭としての豊富な実践経験を有する日本番頭支援協会代表の加藤隆一氏(株式会社ロマンライフ専務取締役)をお招きし、事業承継における番頭の役割についてご講演をいただきます。パネルディスカッションでは、加藤氏の講話をもとに、番頭と一族経営者との関係性や次世代の番頭育成について議論を行う予定です。

【対象・おすすめの方】 事業承継の当事者や支援者、また当該分野に関心がある皆様

【定員】20名程度

 

第1回
2025年07月14日(月) 18:00 ~ 18:15

番頭の学術的な定義
講師:落合 康裕

第2回
2025年07月14日(月) 18:15 ~ 19:00

事業承継を支える番頭の役割
講師:加藤 隆一

第3回
2025年07月14日(月) 19:00 ~ 19:30

対談(現番頭が担う次世代経営者育成と後継番頭の育成)
講師:加藤 隆一 + 落合 康裕

講師紹介

氏名落合 康裕(おちあい やすひろ)  静岡県立大学経営情報学部教授
講師紹介 事業承継学会常務理事、ファミリービジネス学会理事、中小企業診断士試験試験委員(出題委員/2021-2024年)など。現在、企業の事業承継について経営学の観点から研究を行う。アトツギアワード審査員やビジネススクールでの事業承継者教育にも熱心に取り組む。2017 年に『事業承継のジレンマ』にて、ファミリービジネス学会賞、実践経営学会名東賞を受賞。その他、『事業承継の経営学:企業はいかに後継者を育成するか』、『ファミリービジネス白書2022年度版』など多数。
氏名加藤 隆一 (かとう りゅういち)  株式会社ロマンライフ専務取締役 番頭
講師紹介1989年株式会社ロマンライフに新卒入社、オー ナーから2020年「番頭」の称号を得る (事業の再生、2回の事業承継支援、ファミリーガバナンスの構築支援が主な実績)。2014年2期生で日本ファミリービジネスアドバイザー協会に所属、NF幹部の心得と育成講師を担当。2018年に日本番頭支援協会(JBA)を発足し代表へ。2022年8月からファミリービジネス支援事業をスタート、ファミリービジネス顧問(社外番頭)や勉強会を手掛けている。

開講情報

会場※ご自宅などから、PCやスマートデバイスなどを使って聴講してください。 お申込み手続き完了後、Zoomのアクセス用ID・パスワード等をメールで連絡いたします。
受講料1,960円
開講日等 2025年07月14日(月)18:00〜19:30
1時間30分
申込締切2025年07月03日(木)

お問い合わせ・お申し込み

ここをクリックして、お申し込みフォームを開く
 

※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。

お申し込みpdf形式 お申し込みword形式

tel:054-264-5400 FAX:054-264-5402

E-mail:crms (ここに@を入れてください) u-shizuoka-ken.ac.jp

静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科