入門ホスピタル・プレイ スヌーズレンを使った支援の方法を学ぼう
概要
遊びはすべての子どもにとって必要不可欠な活動です。子どもは、遊びながら成長発達するだけでなく、遊びを通して自分を取り巻く世界を理解したり、自分の思いを整理したり、伝えたりします。遊びは、すべての子どもが人として生きていくために必要不可欠な活動ですが、医療的ケアを受ける子どもたちはしばしばこの遊びのニーズが軽視されてしまいます。 私たち、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(以下HPS)は、遊びをメディアに子どもと医療をつないでいく専門職です。病児や障がい児にとって、遊びは有効な支援方法となるのです。特に医療的ケアを受けている子どもは、不快で場合によっては恐怖を感じる処置や治療を受ける経験をしてきたため、遊びを通して傷ついた感覚を癒す必要があると考えます。感覚に働きかける方法として、HPSはスヌーズレンを活用します。スヌーズレンは長期的にわたり医療ケアが必要な子どもたちにとっても大変有効です。 今回の講座「入門ホスピタル・プレイ」ではスヌーズレンを活用し、どんなに障がいが重い子どもたちであっても生活を楽しめるように、光、音、におい、振動、温度、触覚の素材を組み合わせたトータルリラクゼーションの環境づくりについて学ぶとともに、ホスピタル・プレイが目指す支援の目的についても理解を深めてもらいます。
第1回 | 2017年01月07日(土) 10:00 ~ 10:45 |
ストレス下にいる子どもたちと感覚 ~感覚に働きかける遊びの持つ力を体験する~ | |
第2回 | 2017年01月07日(土) 10:45 ~ 12:15 |
センサリープレイ | |
第3回 | 2017年01月07日(土) 13:00 ~ 15:15 |
スヌーズレン~ファンタジーの世界~ スヌーズレン体験 |
講師紹介
氏名 | 松平 千佳 静岡県立大学短期大学部准教授 NPO法人日本ホスピタル・プレイ協会 理事長 |
講師紹介 | ホスピタル・プレイの方法論及びHPS養成に関する研究、プレイ・セラピーに関する研究、ソ-シャルワークに関する研究、家族の福祉に関する研究を行うとともに、援助実践を行う。 |
氏名 | 河本 鈴代 大阪発達総合療育センターHPS NPO法人ホスピタル・プレイ協会 関西支部 |
講師紹介 | スヌーズレンを活用し、病気や障がいのある子どもたちが前向きに治療などを受けられる環境づくりに取り組んでいる。 |
開講情報
会場 | 静岡県立大学 短期大学部 101講義室 (住所:静岡市駿河区小鹿2丁目2番1号) |
受講料 | 5,880円 |
開講日等 |
2017年01月07日(土)10:00〜15:15 計4時間30分 |
申込締切 | 2016年12月27日(火) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。