新しい公共とサードセクター政策
~協働を取り巻く現状と課題~
概要
1998年にNPO法が制定され、現在4万を超えるNPO法人が全国で設立されています。 そして、各自治体では協働条例、指針、ガイドラインなどを策定し、NPOとの協働政策が展開されてきました。また、 近年は、事業性と社会性を持った社会的企業が注目を集めています。 わが国では、2011度より「新しい公共」という政策概念のもと、NPOに対する支援政策が展開されており、2012年度からは、NPO法の改正、寄付税制の変更、市民ファンドの設置など、急速な政策変化などが起きています。 一方、イギリスでは、2010年から始まった連立政権下において、ビッグソサエティとの標語のもと、NPOと社会的企業をサードセクターと捉え、政府との新しい関係性が模索されているところです。そこにおけるキーワードは、地方分権、アウトカム、ソーシャルインパクトといったものです。また、サードセクターに資金が還流するための投資市場を形成するためのソーシャルインパクトボンドの実験などが始まっています。 本講義では、静岡県におけるNPOを中心とするサードセクターの特徴を示し、その政策の現状と課題に関しても議論します。講義においては、座学に加えて、グループディスカッションを行い、今後のサードセクターの役割、政策のあり方について、理解を深めます。 ※ 受講対象者:NPOや社会的企業等のサードセクターに興味を持つ一般市民、行政職員、NPO等の職員
第1回 | 2012年11月08日(木) 18:30 ~ 20:45 |
新しい公共とNPO | |
第2回 | 2012年11月15日(木) 18:30 ~ 20:45 |
イギリスのビッグソサエティ政策におけるNPOの現状 | |
第3回 | 2012年11月22日(木) 18:30 ~ 20:45 |
静岡県のサードセクターの特徴とその政策 |
講師紹介
氏名 | 金川 幸司 静岡県立大学経営情報学部 教授 |
講師紹介 | NPO及びソーシャル・ビジネス政策、ローカルガバナンス論、住民自治 |
開講情報
会場 | B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 小会議室2 |
受講料 | 8,880円(1講座3日間3講義分) |
開講日等 |
2012年11月08日(木)18:30〜20:45 2012年11月15日(木)18:30〜20:45 2012年11月22日(木)18:30〜20:45 |
申込締切 | 2012年10月25日(木) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。