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エクセルで学ぶ多変量解析

 

概要

 多変量解析とは、「多変量データに関する統計分析法」のことです。健康診断を受けると、各個人について身長、体重、血圧、視力、血糖値、中性脂肪など、多くの検査結果が得られますが、これらをまとめて多変量データといいます。企業については、財務諸表から資本規模、従業員数、総資本利益率、自己資本比率などの多変量データが得られますし、マーケティングでは、性別、年齢などの属性や各種の財の購入量など顧客に関する多変量データが得られます。多変量データから有用な情報を取り出すための統計手法として、回帰分析、主成分分析、判別分析、クラスター分析など、多くの統計分析法が開発されています。
 21世紀に入りパソコンの発達と普及によって、企業分析やマーケティングに始まり、医療、福祉、家計、経済、文化、スポーツなど多様な領域で、さまざまの多変量解析の手法が使用されるようになり、「多変量解析は現代人の必須の知識である」といえるでしょう。この講座では、代表的な多変量解析の手法について、表計算ソフトのExcelと統計データを用いて、やさしく解説します。パソコンでは多変量解析用パッケージソフトが利用できますが、Excelを用いることによって統計分析法の原理をより深く理解できるものと考えています。
 なお、この講座の受講に数学の予備知識は不要ですが、データ入力などエクセルの基本的な使い方については理解していることを前提とします。



 

第1回
2017年12月03日(日) 13:00 ~ 17:50

多変量解析の基礎になる平均、分散共分散、標準偏差、相関係数などの概念と、回帰分析について説明し、データ演習を行います。
講師:大平 純彦

第2回
2017年12月10日(日) 13:00 ~ 17:50

代表的な多変量解析の手法である主成分分析と判別分析を中心に説明し、データ演習を行います。
講師:大平 純彦

第3回
2017年12月17日(日) 13:00 ~ 17:50

クラスター分析について説明するとともに、その他の多変量解析の手法について概観し、データ演習を行います。
講師:大平 純彦

講師紹介

氏名大平 純彦  静岡県立大学経営情報学部准教授
講師紹介マクロ経済学、計量経済学を教え、県民経済計算、国民経済計算の推計法及び地域経済指標などについて研究しています。

開講情報

会場静岡県立大学草薙キャンパス(住所:静岡市駿河区谷田52-1)経営情報学部棟3階4316実習室
受講料17,640円
開講日等 2017年12月03日(日)13:00〜17:50
2017年12月10日(日)13:00〜17:50
2017年12月17日(日)13:00〜17:50
(計13時間30分)
申込締切2017年11月28日(火)
※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。

お問い合わせ・お申し込み

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E-mail:crms (ここに@を入れてください) u-shizuoka-ken.ac.jp

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静岡県立大学経営情報学部大学院経営情報イノベーション研究科