きめ方で決まる?~判断と意思決定の社会心理学~
概要
人間は判断や意思決定をする際に、客観的には同一の対象であるにもかかわらず、その人がおかれる状況に依存して、対象への判断が変化し、それに伴い選択も変化してしまうことがあります。また、金額や品質といった複数の情報があるような場面では、選択肢を比較したり、それらの情報を評価したりする順番などによって、選ばれるものが変化してしまうことも知られています。本講座では、消費者行動、経済行動、あるいはギャンブルといった例を題材に、判断と意思決定の背後に存在する心の仕組みや特徴について理解を深めることを目的とします。 消費者行動や経済行動においてみられる人の振る舞いとその特徴について、従来の知見を紹介した上で、実際に心理学で行われてきている実験や調査の体験を予定しています。扱うテーマは、経済心理、消費者心理、不確実性下の意思決定、価格判断などです。これらの実験や調査を通じて、状況、決め方、そして判断と意思決定との関係について考えていきます。
第1回 | 2018年11月17日(土) 13:30 ~ 14:40 |
状況と意思決定(社会的状況と消費者心理学) | |
第2回 | 2018年11月17日(土) 14:45 ~ 15:45 |
きめ方と意思決定 (消費者の情報処理) |
講師紹介
氏名 | 玉利 祐樹 静岡県立大学経営情報学部講師 |
講師紹介 | 【主要研究テーマ】自然言語と描画を用いた計量モデルによる選好解析・意思決定モデ ルによる消費者行動の分析 |
開講情報
会場 | B-nest(ビネスト)静岡市産学交流センター 演習室1(住所:静岡市葵区御幸町3番地の21) |
受講料 | 2,940円 |
開講日等 |
2018年11月17日(土)13:30〜15:45 (計2時間15分) |
申込締切 | 2018年11月02日(金) ※この講座は終了しました。多数のお問合せ、お申込みありがとうございました。 |
お問い合わせ・お申し込み
※右のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAX・郵送・電子メールにてお申込みいただくことも可能です。